NEXGEN(ネクスジェン)のゴルフクラブは、その純正シャフトの汎用性が高いことでも知られています。どのようなドライバーなのか、設計上の特徴や打感などについて、口コミも参考にしながら確認しましょう。
NEXGENは、ゴルフ用品の販売や、中古クラブの買取・販売、インターネット通販などを展開するゴルフショップ「ゴルフパートナー」のプライベートブランドです。ゴルフパートナーは1999年創業ですが、翌年の2000年にはオリジナルのゴルフクラブ販売を開始し、創業当初からプライベートブランドに力を入れています。そのドライバーにはどのような特徴があるか解説しています。
NEXGENのドライバーでは、立体的な「カップフェイス」を採用しています。この構造によってスイートエリアが拡大されて方向性が安定し、打ちやさが向上。フェイスの先端側(トゥ側)と、根元側(ヒール側)の肉厚を薄くすることで、安定して強い初速を出せるような構造にもなっています。
多少のスイングのブレに対しても対応してくれる、打ちやすいドライバーです。
NEXGENの大きな特徴は、その純正シャフトです。NEXGENのシャフトには、硬さを表す「フレックス」の表記がありません。NEXGENではフレックスの考え方を廃止し、オールラウンドなシャフトを提唱しています。NEXGENの「E.I.Fシャフト」は、30m/s台から50m/s台の幅広いヘッドスピードに対応可能です。
そもそもフレックスの表記として一般的な「R」や「S」には、明確な基準が存在せず、メーカーごとにバラバラ。基本的には「R」よりも「S」のシャフトの方が硬いという意味ですが、メーカーが違うと逆になることもあるのです。あるメーカーの「S」が、別のメーカーの「R」より柔らかいこともあります。
また先端に取り付けるドライバーを変更すれば、同じシャフトでも挙動が大きく変わってしまうこともよくあります。NEXGENでは、シャフト単体ではなく、組みあがった「クラブ」全体としてフレックスを考えるべきであるという考え方のもと、さまざまなスイングに対応できるシャフトを開発したのです。
「NEXGEN7」に変えてからは、スコアが安定して伸びています。多少ブレても曲がり幅が少なく、安定したショットを打ちやすいです。スライサーの私でも、しっかりボールをとらえて打てるドライバーだと感じました。スライサーの人におすすめです。(NEXGEN7 ドライバーの口コミ)
打ったときの感触で、とても初速が速く、スピン量も適度な印象でした。多少、芯を外して打っても曲がりすぎることなく真っすぐ飛んでいきます。ぐんぐん伸びていくという感じの、勢いのある球が打てるドライバーです。(NEXGEN7 ドライバーの口コミ)
ヘッド素材/フェイス素材 | 8-1-1 チタン/6-4 チタン |
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ヘッドの体積 | 460cc |
ロフト角/ライ角/フェイス角 | 9.5°、10.5°、11.5°/60°/記載なし |
重心高・距離・角・深度 | 記載なし |
価格 | 49,500円(税抜) |
E.I.Fシャフトの性能を最大限に生かしたヘッドが特徴。ドライバーからアイアンまで、全機種全番手の重心核をフロー設計することによって、つかまりやすさや振りやすさの向上につながっています。ヘッド重量も軽量化を図っており、ヘッドの走りや玉掴み、操作性向上を実現しています。さらに、カップフェース構造にすることによってミスヒットをしてしまってもボール初速を落とさずに強い弾道を放つことが出来るのです。
よく飛んでそれでいて曲がりません。正直舐めていましたが、今までに打ったどのクラブよりも飛んで衝撃を受けました。シャフトも秀逸でヘッドがすごく走りやすく飛びますが、打点がブレでもあまり曲がりませんでした。バランスが抜群に良い印象を受けました。ハードヒッターよりはスインガー向けの感じがします。コスパも良いです。
正確に計測したわけではありませんが、驚きの高初速、強弾道で自分にとって適正な打ち出し角とスピン量が相まってぐんぐん打球が伸びていきます。打感や構えやすさなどの根がポイントは感じましたが、それを補ってもあまりある飛距離性能は魅力的です。コストパフォーマンスについても、この値段でこの飛び、やさしさが入手できるなら最高だと感じました。
年齢もあるため、ヘッドスピード40前後ですがぴったりとはまっています。シャフトで飛ばすというだけあり、超手元調子のシャフトをうまく使えばキャリー250は簡単に出ます。シャフトのことばかり噂になっていますが、ヘッドもかなり優秀だと感じました。構えやすく、つかまりもそこそこにあり、まっすぐ飛びます。欄もしっかり出るため、ラン込みで290ヤードが今までの最高です。これ以上のドライバーは無いと思いもう1本購入しました。
打ってみると、普段はM6を使用しているため金属音が大きく聞こえましたが、おそらくそれほどの甲高さではないと思います。シャフトの戻りを待たずにたたきに行くと大きくスライスしますが、キックポイントが合えば高弾道で素晴らしい飛距離が出ます。ヘッド性能も悪くない印象です。構えた感じも違和感なく、捕まりすぎることもなくちょうどいい捕まり具合だと感じました。
ヘッド形状はあまり好みではなかったのですが、シャフトのワンフレックスに惹かれました。シャフトの柔らかさは思っていたほどではなかったものの、軽くて振り抜きの良さはシャフトのおかげだと思います。打感は今どきの弾き系とは違いフェースにボールが沈み込むような感じで好みです。以前持っていたSLDRに比べ20ヤードほど飛距離が伸びました。
ヘッド素材/フェイス素材 | 6-4 チタン/6-4 チタン |
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ヘッドの体積 | 430cc |
ロフト角/ライ角/フェイス角 | 14°/60.5°/記載なし |
重心高・距離・角・深度 | 記載なし |
価格 | 49,500円(税抜) |
シャフトの重量が260グラムとレディースドライバーの中では、重くもなくバランスの取れた重さです。しかし、ヘッドの重さが女性用の中では、重めに設定。スイングして、ボールにあたった際に当たり負けしないようにと工夫されています。
今までも男性用のRシャフトのドライバーを使用していたため、このクラブは軽く優しく感じます。もう少ししっかり振っていきたいという感じもありますが、フィニッシュまで降り抜きが良くなったせいか飛距離も少し伸びました。シャフトに特徴があるため、シャフトに合わせたスイングになるのが気になるところですが、もう少しなれたらエースドライバーになってくれると思います。
スライサーの私でもこのドライバーはしっかりと捕まえて飛ばすことが出来ます。スライサーのほうがきちんとしたローテーションで飛ばすことを覚えるには最適なドライバーだと感じました。ぜひスライサーの方に使ってもらいたいです。
HSやHCの違う三人のプレイヤーそれぞれが、3本ドライバーを実際に試打してみました。