アキラ(AKIRA)のドライバーは、「エアーズロック型」フェイスなどの特色で知られています。そのドライバーの打感や飛距離性能について、口コミ情報なども参考にしながら、詳しく確認してみましょう。
「アキラ」ブランドを展開するアキラプロダクツは、水道や電気などのインフラ事業など、高度な技術事業を展開する「アキラグループ」の一社です。
プロが使用するハイスペックなクラブから、アマチュア向けの使いやすいクラブまで、さまざまタイプのゴルフクラブを開発・販売しています。久保谷健一選手などのプロを支えるツアーレップチームとして活動するなど、顧客を「勝たせるためのクラブ開発」に力を入れているブランドです。アキラのドライバーの具体的な特徴を解説します。
アキラのドライバーは、たわみの安定性を高めるための「エアーズロック型」のフェイス構造が特徴です。反発力を高めるためにフェイス内部の厚みに変化をつけ、中央部が厚くなっているタイプはよくありますが、厚い部分と薄い部分の境界がなめらかな形状が一般的です。
一方アキラのドライバーは、オーストラリアの「エアーズロック」の急な崖のように、厚い部分と薄い部分の境界がはっきりしています。これは、一般的な「プレス製法」ではなく「成形ドリルによる加工」で生み出された形状です。このフェイス構造によって大きなたわみを発生させ、高い「トランポリン効果」を生み出すことで、打ち出し性能を実現させています。
アキラの「STRONG BLACK」シリーズは、フェイスの断面がL型になっているのも特徴です。一般的なフェイスは、断面が「I型」で平面的な一枚板、もしくは「コの字型」のカップフェイスですが、アキラでは断面が「L型」のカップフェイスを採用しています。
この形状により、フェイス上部と下部の剛性が変わって打ち出し角度が高くなり、飛距離性能を高める設計です。
前述の「STRONG BLACK」シリーズには、ヘッドの後方に2個のウェイトビスがあり、この位置を調整することによって重心位置を変えられます。自分のスイングに合わせた重心位置に調整しながら、理想のショットが追求できる設計です。
シャープな打感で打ちやすいドライバーです。ヘッドとシャフトの一体感があり、全体的にとてもバランスが良く、スイングにしっかり追従してくれる感じで、自然な振り心地だと思います。打音はクリアな高い音で、気持ちがいいです。(アキラ ADRドライバーの口コミ)
口コミ参照元:GOD(https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/special/kanatani/driver/gt2000007026101.html)
振り抜き感がとてもいいと思います。しなりとねじれが抑えられていて、ハイスピードで一気に振り切れる感じです。最後までモタつくことなく振り抜く気持ちよさが味わえます。「エアーズロック型」フェイスの効果もあって、初速が出しやすいのも魅力ですね。(アキラ ADRドライバーの口コミ)
口コミ参照元:GOD(https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/newreport/article/69668/1/?car=article_relatedlink)
画像引用元:アキラ公式HP(http://www.akira-products.co.jp/products_more/17adrdriver.html)
ヘッド素材/フェイス素材 | チタン(Ti-811))/チタン(Ti-VS) |
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ヘッドの体積 | 460cc |
ロフト角/ライ角/フェイス角 | 9.5°、10.5°/60°/0.5° |
重心高・距離・角・深度 | 記載なし |
価格 | 70,000円(税抜) |
ADR ドライバーは一般的なプレス製法で作られる「山型フェース」ではなく専用成形ドリルを使用した「エアーズロック型フェース」となっています。
エアーズロック型フェースではヘッド部分でより明確な段差が生まれ、より大きなトランポリン効果を実現。従来型のドライバーと比べると、フェースのたわみが安定することでコントロール性の向上にも寄与しています。
ADR ドライバーはヘッドの体積が10cc増量された460ccで、投影面積を大きくすることでアドレス時の安心感を実現しています。また、重心距離が4mm長くなりインパクト時のエネルギーを増幅。重心距離が4mm伸びることでつかまりにくさが生じてしまいますが、これは重心角を2度大きくすることで改善しています。
ADR ドライバーのフェース板材に採用されているVSチタンはチタン生産の世界大手企業が生産しているものです。世界的な航空会社や、装甲車等にも採用されているほど耐久性に優れたチタンを使用しているドライバーです。
前モデルより10cc増えて体積が460ccになったためか、確かに大きく存在感があり、構えた際の安定感があります。シャープな打ち心地で、打音も真っ直ぐな軌道とマッチした飛ばせていると思える気持ちのいい高音です。ヘッドの重心距離が45mmと長くシャープな振り抜き感がいいのにも大変満足しています。
口コミ参照元:GDOギア情報(https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/catalogue/driver/gca000006815001.html)
マットブラックのクラウンがいい味を出しており、シャローフェースで大きく感じられます。構えた感じは、バルジとロールのバランスがよくフェース面を合わせやすいです。試打した感じだと、重心距離が長いためかヘッドがブレず気持ちよく飛んでいく印象があります。打感の良さもですが、打球音の澄んだ高い音と、振り抜きの良さも相まってよりまっすぐに飛ばせているように感じられるのがまた心地いいと感じました。
口コミ参照元:GDOギア情報(https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/catalogue/driver/gca000006815001.html)
印象的なヘッドの大きさが特徴だが、フジクラ製のシャフトはネジリが抑えられていて、ヘッドとシャフトが一体化したような印象です。これがヘッドの大きさを感じさせない振り抜きの気持ち良さにつながっているように感じました。音は確かに少し高めだが、かえって気持ちよく飛ばせていると思います。
口コミ参照元:GDOギア情報(https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/catalogue/driver/gca000006815001.html)
画像引用元:アキラ公式HP(http://www.akira-products.co.jp/products_more/strongblack.html)
ヘッド素材/フェイス素材 | チタン(Ti-5N)/チタン(Ti-811) |
---|---|
ヘッドの体積 | 450cc |
ロフト角/ライ角/フェイス角 | 9.5°、10.5°/60°/0.5° |
重心高・距離・角・深度 | 記載なし |
価格 | 50,000円(税抜) |
ADRドライバーと同様にエアーズロックフェースを採用しており、より大きなトランポリン効果を得られるようになっています。そのため、フェーズのたわみの安定により、コントロール性が向上をサポート。エアーズロックフェースは制限された反発規制の中でも大きなフェースのたわみを発生され、安定感のある打球を実現します。
STRONG BLACK II ドライバーは慣性モーメントが大きくスイートエリアが拡大しています。これにより、アドレスからスイング、インパクトに至るまで安定しやすく、初心者ゴルファーにも利用しやすいドライバーとなっています。
STRONG BLACK II ドライバーは安定したスピン量を生み出す設計となっており、流行りの低スピンタイプではありませんが、スピン量が足りずに困っている方にぴったりのドライバーだといえます。
アキラのADRのブルーの印象とは違い、ブラックにレッドといった落ち着いたデザインです。フェース面にもデザインが施され高級感がありグッド!どちらかと言うと見た目重視で購入しましたが、Lカップフェースの効果か気持ちよく飛ばすことができ、いい買い物ができました。
口コミ参照元:ゴルフクラブ試打日記(https://golfclubtesthitting.com/blog-entry-1601.html)
シャープさというよりはまったりとした打感なドライバー変な衝撃等がなく落ち着いて打てる印象です。コントロール性も高く有効打点エリアも広いため、初心者でも安心して振り抜くことができます。今後はウエイトビスも交換して自分にあったものに調整してみようかと考えています。早く使いこなせるようになりたいです。
口コミ参照元:ゴルフクラブ試打日記(https://golfclubtesthitting.com/blog-entry-1601.html)
重心が深いため上がりやすいと思ったのですが、意外にも前へ飛んでいく感じがします。そういった点ではADRより思いきり振っていける印象です。スピンがかけやすいとのことですが、個人的にはむしろ、スピンはかかりにくいと思い感じました。余計な回転がかからないため感覚的には気にせず叩けるといったところなので、そのあたりの好き嫌いは分かれるかもしれません。逆にそこさえハマればかなり面白いドライバーだと思います。
口コミ参照元:ゴルフクラブ試打日記(https://golfclubtesthitting.com/blog-entry-1601.html)
HSやHCの違う三人のプレイヤーそれぞれが、3本ドライバーを実際に試打してみました。